外部木製建具は、通常は、窓枠は、大工さんがとりつけてくれます。
木は、生きていますから、うごいたりするんです。
気密パーツや窓の可動パーツは、窓とまどわくの間に必要なんです。
木製サッシの製造販売・手作り オーダーメイド承ります。
自然の風景にとけこんだ木製サッシを提供します!
2002年、飛騨高山でも、直井昭夫さんを中心に創作された飛騨の家「直井邸」に、上げ下げ窓がきれいにおさまっています。
引き違い窓と上げ下げ窓とが、なかよく互いに助けあい、共存してほしい。
h/m木サッシスタッフには、そんなおもいがあります。
全米を簡単にアメリカが西へと開拓をした歴史にあるように、 アメリカを3つに分けてみます。
まずは始まった東海岸(ニューヨーク、ボストン、ワシントンDC、フロリダ)、その次に海のない中程辺り、(デンバー、シカゴ、あたり)最後に一番若い、西海岸(ロス、SF,シアトルあたり),この3つのグループにわけてみます。
そうしますと、東海岸グループでは、住宅建築の70%が、木製サッシ。
グループ2のデンバーなどでは、40%、西海岸では、5%おもしろいですね、学者ではないので、わかりませんが、これは、いかに、アルミサッシや樹脂サッシが誕生した時点で、その各々のコミュニティーにすでにある,既存する、かわいいきれいな木サッシのおうちがどれだけあったかというようなことではないかとはなしてくれました。
ようするに、歴史を感じるかわいいきれいなおうちばかりのあるところでは、そのよさをしっているので、あたらしく住宅をつくるときでも、リモデルでも、窓は木製。というところはいくら予算がなくても妥協できない、ということ、逆に、まわりになんにもなくて、まったくあたらしいコミュニテーをつくるようなこところの多い西海岸では、業者は、どれだけでも安く供給したいので、樹脂サッシが90%。
いや,実におもしろいですね。(ちょっとはなしはそれますが、アルミサッシは、米国では、現在ほとんど住宅には,使われていません。なぜなんだろう。)
日本では、どうなんでしょう、やはり戦中、戦後のゼロ以下のまずしさからの再出発になりましたから、どうしても安くて安価なメンテナンスフリーのアルミサッシにいくらまわりにすばらしい木サッシで、できている古い民家が散在していても、やはり、アルミサッシになってしまてきていました。
ただ、今こうして記事を書いているわたしの世代はぼくたちの世代は、まだ少しではありますが、こころのゆとりをのぞむように多少すこやかに人生を歩む選択もゆるされてきているようなきがします。
たとえば、多少全体の家の面積を小さくしてでも、質にこだわる、窓を家具扱いできるような生き方も、選択肢にはいってきているようです、たいへんうれしくおもいます。私感です。
少しずつではありますが、がんばってます,ニッポン。
記事: 「歴史と今日の関わり、木サッシ篇」
木サッシ STAFF: 恭多