20090828

Austin, Texas の木サッシ情報

今回は、視察の機会に恵まれたテキサス州オースティンからの木サッシの風景の報告です。

現状、ほとんどの市民住宅は、アルミサッシ、あるいは樹脂サッシでした。
価格の問題のようです。貧富の差が激しいようにも感じられました。
予算がふんだんにある豪邸は、木サッシがつかわれているようです。

また、農家住宅地帯に滞在しているためですが、おうちのサイズが、巨大です。
窓のサイズも巨大です。
掃き出しの高さも、この家は、8尺、2.4メートルで標準です。
どんなものでも、テキサスは巨大らしいです。 
全米では、あらゆるものの小規模化が進められていますが、
テキサスは違うようです。

(テキサス州オースティンにある州庁ビルは、19世紀の官庁ビル)

高校の教科書づくりをしているBrenna Switzer さんから、
こんな話が聞けました。

“テキサスの住宅でも、やはり家具は木製が好まれます。わたしには日本の住宅は、家自体が家具仕様のように伺えます。
さらに日本は、どの業界においても、コンパクト化に優れています。 
現在米国全体では、その考え方を丹念に研究しようとしている傾向があります。
木サッシが使いたい人は、使うことができるように、環境整備が必要です。でもまずは、テキサスの人たち自身にそうしたい、そのような居住スタイルもあるんだ、いいんだ、という意識の発展が必要とおもわれます。 現実的には、テキサスではまだまだ時間がかかるでしょうね。”
ということでした。
歴史上にある ”男児のファッション” としての根付(NETSUKE)などというはなしもでてきました。おどろきました。(ぼくより詳しい。)

この話を聞いて感じた事は、我が国の市民住宅で、世界にさきがけて、広く木サッシを導入してゆくことができれば、居住美の見本として世界に貢献できるのではないかということでした。

日本の住宅は、先進諸国にひやかされたような ”ウサギ小屋” ではなく、”粋な家具な住居” であってほしい。そのためにも、やはり床面積なども安易に西洋にまねるようなことなく、コンパクトな美を追求してほしい。 
そのように教えられているように感じました。

TEAM木サッシ

20090807

ログハウスの雑誌 「夢の丸太小屋に暮らす」 9月号


7月30日 木曜日発売
ログハウスの雑誌 「夢の丸太小屋に暮らす9月号」

上記の雑誌にて、以前ご紹介させていただいた
弊社の新製品: 上げ下げ窓・縦滑りだし窓が掲載されました。
 
お時間がありましたら、
是非、一度ご覧頂ければ嬉しく思います。 
 

20090801

HIDA MOUNTAIN木サッシのオリジナル。ってなんなんだろう。

アルミサッシなどの窓の可動パーツは、おのおののメーカーのオリジナルパーツです。 大手木製サッシメーカさんもオリジナルパーツです。
H/M 木サッシは、メーカーなんですが、すべてがオリジナルパーツではないんです。 が、国内で調達しにくいパーツがつかわれています。
10人のメンバー(役員)のうち3人がアメリカにすんでいます。
日本にあったらいいなぁ、でもいまのところない。いつの日かは、自国で、どなたかがぜひ製作し、みなが共有できるようになってほしいなぁ。というパーツをつかってあります。 そのパーツ、ハウスパーツとは、シリコン製の気密パーツ、と窓の可動パーツです。

窓の可動パーツでは、
上げ下げ窓(ダブルハング)、たてすべりだし窓(ケースメント)、突き出し窓(オーニング)の可動パーツは、国内で直接入手できないハウスパーツがつかってあります。在庫品をTAll BARNにそろえて、充分、調査、研究して、木サッシの可動パーツとしてあります。
オリジナルではないんですが、日本の木造建築に似合う木サッシ。として、上げ下げ窓、たてすべりだし窓、突き出し窓を木サッシのラインアップに加えることができました。日本に似合う木サッシを日米共同で考案、提案しています。